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元祖うるおい治療

06-09,2010

傷ややけどに対する湿潤治療(うるおい治療)という方法があります。
石岡第一病院に勤務されている夏井先生という方が始めた方法です。
従来、傷は乾燥させて治すという考えが普通だったと思います。
医師の間でもそうでした。
ところがしばらく前から、湿潤治療という乾燥させない治療が徐々に広まってきました。

従来はイソジン等の消毒薬で消毒し、ガーゼをあてるのが一般的な方法でしたが、
消毒薬は菌を殺すかわりに傷にも悪影響を及ぼします。またガーゼは傷にくっつき
はがす時に傷を治す成分も一緒にはがれてしまいます。
湿潤治療とは、消毒薬やガーゼは使用せず、傷を適度にうるおわせて治す方法です。
うるおいのおかげで傷が早く治り、痛みもありません。

私も数年前からこの方法で傷ややけどの処置を行っていましたが、
自信をもって「湿潤治療をやっています」と言えるために、
一度夏井先生のところに見学に行きたいと考えていました。

夏井先生の病院は茨城県なので、先日東京で学会があった際に見学に行ってきました。
夏井先生はとにかく人柄がすばらしい!
診察はまず雑談から始まり、場がほぐれたところで診察が始まります。
患者さんに対してとてもサービス精神旺盛でした。
そしてアイデアマンなのがよくわかりました。
ちなみに夏井先生は凄腕ピアニストであり、楽譜コレクターだそうです。

空いた時間には病院を案内していただき、お土産もたくさんいただき、
帰りも見送っていただきました。
お土産のなかでも、子供の患者さん向けにいただいた○○○は大変好評です。

湿潤治療については、見学に行って直接色々教わったことによって
かなり理論的に理解ができるようになりました。
もしケガややけどをされたなら、ぜひ当院でこの治療を体験してみてください。


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