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「糖質摂取量が多いほど心血管疾患リスクが高い」

11-04,2013

ゆるめの糖質制限を推奨している北里研究所糖尿病センターの山田悟氏が、医師向けの情報サイトで「これでもまだ残る?糖質制限食に対する動脈硬化症の懸念」と題して、糖質制限の安全性を主張されています。

これでもまだ残る? 糖質制限食に対する動脈硬化症の懸念
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/doctoreye/dr131002.html

糖質制限食の懸念また払拭、動脈硬化の恐れなし
http://kenko100.jp/articles/131017002648/

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Am J Epidemiol 2013年9月5日オンライン版において、上海で11万人!を対象とした研究が行われ、糖質摂取量が多いほど心血管疾患リスクが高いことが報告されました。

山田氏は「個人的には糖質制限食による動脈硬化症増加の懸念を議論することはもはや不要になったと感じている」と結論付けています。



しばらく前に、糖質制限食は動脈硬化症の発症率が高くなるという報告がなされ、糖質制限食の危険性を主張する意見が増えました。

しかしその文献には様々な問題点があること(データの抽出法、食事制限の継続の不確かさ、糖質量が中等量で本当の糖質制限食ではない等)が色んなところで指摘されていました。

今回の山田氏の報告によって、糖質制限が危険という印象はかなり払拭されたのではないでしょうか。



以前山田氏は学会場において、「糖質制限に理解のある医師のところには、糖質制限で良くなった患者が集まる。糖質制限を否定する医師のところには、糖質制限で良くなった患者は来ない。だからお互いに理解しあえない。」と話されていました。

患者さまのメリットを最優先に考え、お互いの意見を尊重しつつ、最も良い方法を模索していくことが大事ではないでしょうか。

今後はどの程度の制限がもっとも良いのかという議論が必要になってくると考えています。




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